2020年8月9日(日)、第5回例会を精進湖・あかいけにて開催しました。
例年は、8月は休会としていますが、今年は新型コロナウィルス感染の拡大により第4回から第6回例会を延期・中止とした関係で、8月に例会を設定しました。
当日の参加は9名でしたが、今回から新規入会された金子氏が参加されることとなりました。
精進湖は、一時の3メートル30センチの増水から若干水位を下げたものの、3メートル近い増水で、各ロープとも空き舟で浮かせた場所から離れると、ロープが深すぎて舟着けできない状況でした。
当日あかいけからは3組の例会があり、一般の方を含めると30杯近い舟が出るようでした。
5時に出舟になると、多くの舟は黒岩ロープに向かうようで、葉山ロープ、葉山下新ロープに向かう一団もいました。
しばらくして舟が落ち着くと、あかいけの浜寄りの浮島ロープに付ける舟はなく、浮島ロープの黒岩寄りから黒岩ロープはずらっと鈴なりです。
当会では、福島氏、金子(Y)氏、大久保氏が入りました。
【黒岩ロープ】
ゴザンゲの鼻の先の葉山ロープは当会が独占し、ゴザンゲの鼻側から深澤氏、田中氏、広報子、橋本氏、和正氏と5人が並びました。
増水で入れる場所が限られる状況下、普通に入れば3人が限界だと思われますが、会友同士譲り合って詰めて入りました。
【葉山ロープ】
端山下新ロープは他会の人たちが3人ほど行き、当初無人だったコタツロープには佐々木氏と一般の方が入りました。
【コタツロープ】
それぞれ釣り座を確保し、釣りを開始すると、前日までの試釣の状況と異なり、へらの居る気配はあるもののなかなかアタリを出しません。
それでも9時頃まではポツリポツリとどこかで竿が立つ状況でしたが、10時を過ぎる頃になると完全な食い渋りになり、特に長目の竿ではまったくアタリが出なくなりました。
当会は、日曜例会は午後2時納竿としていますが、アタリがほとんど出ない状況は納竿まで続き、盛期の両ダンゴの豪快な釣りの期待はまったく裏切られ、前月に続いての厳しい例会となりました。
このような状況ではセット釣りが強く、グルテンセットの大久保氏が久しぶりの勝利を飾りました。
1位 大久保氏 8.4kg 13枚 黒岩ロープ・浮島寄り
2位 橋 本氏 5.4kg 7枚 葉山ロープ
3位 金子(A)氏 5.3kg 8枚 葉山ロープ
4位 福 島氏 5.2kg 5枚 浮島ロープ、松の木ロープ
5位 佐々木氏 4.5kg 5枚 コタツロープ・本湖寄り
大型 無申告
【優勝者のタックル等】
竿:13尺
タナ:チョウチン
道糸:1号
ハリス:0.4号 上10センチ 下80センチ
針:上ダムヘラキープ18号 下オカメ3号
浮き:ロングトップ・足長
バラケ:セットアップ+粒戦+BBF+パウダーベイトへら
クワセ:グルテン(コチグル)
【第2位のタックル等】
竿:11尺
タナ:チョウチン
道糸:0.8号
ハリス:0.4号 上60センチ 下80センチ
針:上下6号
浮き:花春ロングトップ5号
両ダンゴ:粘麩0.5+凄麩2+マッハ1+ダンゴの夏0.5+粘力少々
【第3位のタックル等】
竿:19尺
タナ:チョウチン
道糸:0.8号
ハリス:0.5号 上55センチ 下75センチ
針:上下バラサ7号
浮き:自作発泡・ボディ11.5センチ・グラスムクトップ30センチ・カーボン足16センチ
両ダンゴ:粘麩0.5+軽ネバ1+凄麩1+マッハ1+水1+マッハ1
精進湖・あかいけ地区は、相変わらず放流べらがまったく釣れず、釣れてくるのが大型の地ベラばかりなのは良いのですが、休日の混雑が重なると、警戒してまったく食わなくなるようです。
そうした傾向はここ数年変わっておらず、本来はセット釣りで臨むべきだったのかもしれませんが、やはり盛期は両ダンゴで釣りたい気持ちが強く、今回も同じ罠にはまってしまいました。
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