2020年9月12日(土)、千代田湖・白山荘にて第6回例会が開催されました。
【出舟前】
出席は10名。先月から新メンバーの金子氏が加わり、ツ抜けで例会を開催できました。
天気予報は秋雨前線が連続して通過するとのことで、ヤフー天気予報では6時から午後3時まで雨。気象庁の予報では曇りで、午後に一時雨が降るかも知れない程度の表現で、空模様は宛になりません。
前日から泊まりで参加している会友の試釣情報では、大沼第二ロープの底にはへらは居らず、アタリが出ないとのことであり、白山荘のおばさんの情報では白山ワンド内でポツポツ釣れており、しかも大型が揃うとのことでした。
5時半に一斉に出舟すると、広瀬氏、大久保氏、和正氏、深澤氏、金子氏の5名が白山ワンドロープに入るようであり、5名が島裏・丸山ワンドに向かい、大沼中央ロープに堰堤側から佐々木氏、橋本氏が入り、大沼第二ロープに広報子、鹿島氏、福島氏が入りました。
【大沼中央ロープ】
【大沼第二ロープ】
それぞれ準備を終えてスタートすると、底釣りはまったく魚の気配がなく浮きが動きません。宙釣りは時々サワリが出るようで、鹿島氏が両ダンゴで早々に1枚絞ったものの後が続かず、皆さん必死であの手この手を繰り出しますが、大苦戦になりました。
10時前には白山ワンドに見切りを付けた広瀬氏が大沼第二ロープの広報子と鹿島氏の間に移動してきて、21尺のドボン・オカメセットでしばらくして1枚絞り、底にもへらが居ることを見せてくれました。
11時頃になると大沼中央ロープの佐々木氏、橋本氏もポツリポツリと絞るようになり、厳しい状況ながら広瀬氏と3名でトップ争いをしているようでした。
結局雨は降らず、曇りで風も弱く、釣り日和ともいうべき一日でしたが、へらのご機嫌はすこぶる悪く、4名の方が残念な結果に終わりました。
当日の入賞者は以下のとおりです。
1位 佐々木氏 5.4kg 6枚 大沼中央ロープ・堰堤寄り突端横
2位 広 瀬氏 4.1kg 4枚 大沼第2ロープ・堰堤寄り
3位 橋 本氏 3.5kg 4枚 大沼中央ロープ・中央寄り
4位 福 島氏 2.1kg 3枚 大沼第2ロープ
5位 鹿 島氏 2.0kg 2枚 大沼第2ロープ
大型 広 瀬氏 42cm 1.68kg
【優勝者のタックル等】
竿:9尺
タナ:チョウチン
道糸:1号
ハリス:0.5号 上15センチ 下82センチ
ハリ:上バラサ9号 下スッポン2号
浮き:自作・ロングトップ・足長
バラケ:粒戦2+へらスイミー2+水3~4にセットガン2つかみ+段バラ2つかみ
(柔らか目で抜けないバラケ)
クワセ:力玉(水を吸って膨らんだものが食いが良かった)
【第2位のタックル等】
竿:21尺
タナ:底(ドボン)
道糸:1号
ハリス:0.5号 上10センチ 下65、80センチ
ハリ:上6号 下3号
浮き:かちどき5番
バラケ:底バラ2+サナギパワー2+ペレ底1+水1.2
クワセ:オカメ小
【第3位のタックル等】
竿:13尺
タナ:チョウチン
道糸:0.8号
ハリス:0.4号 上10センチ 下80センチ
ハリ:上6号 下3号
浮き:ロングトップ5番
バラケ:粒戦0.5+トロスイミー0.5+水1.2+マッハ2+セットアップ1
クワセ:オカメ
<例会を終わって>
例年食い渋り、大変難しい9月の千代田湖ですが、釣れてくるのは大型の信玄べらばかりで、釣れたときの感動は他の釣り場をしのぐものがあります。
今年も例年にも増して難しい釣りで、底にはまったくへらが居ないと思っていると、広瀬氏がそんなことはないとばかりに釣技の差を見せてくれました。
釣れる釣りも面白いですが、釣れない中で必死に1枚・1枚を絞ってくる釣りも面白い。
とは言うものの、そろそろ釣れる釣りの例会にしたいと思った9月例会でした。
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