2021年6月24日(木)、精進湖・初狩荘にて第7回例会を参加11名にて開催しました。
当日の天候は曇り予報でしたが、晴れたり、雨が降ったりと目まぐるしく天候が変わる1日でした。
【出舟前】
4時15分に初狩荘に集合し、前日試釣組の解説を聞くと、中の湖に放流ベラが固まっているようで、50枚釣ったとのことで、中の湖がかなり意識された出舟前でした。
前日夜からかなりの雨が降ったようであり、その影響もどう出るのか、場所選びはかなりナーバスになる感じでした。
5時に出舟すると、鹿島氏、広瀬氏、会員外のI氏が中の湖に向かい、中央ロープには田中氏、橋本氏、深澤氏、広報子、大久保氏の5名が、大割には渡辺氏、佐々木氏、和正氏の3名が入りました。全員の出舟を見届けて出た福島氏は空いていた小割に入りました。
【中央ロープ】
【大割ロープ】
舟付けを終え、5時半ころには各会員が釣りをスタートしましたが、朝までの雨の影響があるのか、なかなかへらは浮いて来ず、概して食い渋っているようでした。
それでも中央ロープの突端に入った田中氏と、中の湖に入った広瀬氏が好調にスタートダッシュを決めたようで、型の中央ロープか数の中の湖か、ふたりのデッドヒートの様相で推移しました。
9時を過ぎる頃から風が吹き始め、最初は西寄りの村浜方面から吹いていましたが、だんだん南風が優勢になり、中央ロープでは強い風流れが発生しましたが、うまく流れに乗せるとアタリが出るようで、へらの活性は上がってきているようでした。
昼過ぎまでは晴れ間が覗いていましたが、雲が掛かってきたなと思う間もなく雨が降り出し、一時は強く降るような雰囲気がありました。
みなさん、傘やテントを用意しましたが、テントの用意をしている際に、田中氏の仕掛けが水中に落ちたようで、水面に浮いている鯉がそれをくわえ、一気に竿を引きずって行きました。
竿は当初カヌーコースを横切るように他手合の浜の方に向かい、田中氏が舟を解いて追いかけましたが見つからず、戻ってそのまま競技終了としました。
竿は、その後大割ロープに向かったようで、大割で釣っていた会友が目撃していましたが、その後2時過ぎになんと中央ロープの田中氏の横で釣っていた橋本氏のボートの下から突然浮上し、無事に回収されました。
広報子は、精進湖で鯉に竿を持って行かれるのを何回となく目撃していますが、回収できたのは初めて目撃しました。
そんなこんなで田中氏が途中でリタイアし、中の湖でスタートダッシュを決めた広瀬氏もその後は伸び悩んだようで、以下の結果となりました。
1位 金 子氏 20.2キロ 28枚 中央ロープ
2位 広 瀬氏 18.4キロ 42枚 中の湖
3位 福 島氏 15.4キロ 23枚 中の湖
4位 佐々木氏 14.5キロ 21枚 大割ロープ
5位 渡 辺氏 14.4キロ 20枚 大割ロープ
大型 福 島氏 39.0センチ 中の湖
【優勝者のタックル等】
ポイント:中央ロープ突端寄り(4杯目)
竿 :21尺
タナ:チョウチン
道糸:0.8号
ハリス:0.5号 上45センチ 下60センチ
針 :上下バラサ7号
浮き:自作発泡・ボディ11.5センチ・0.8ミリ径グラスムクトップ30センチ・カーボン足16センチ・オモリ負荷2.33グラム
両ダンゴ:粘麩0.5+カルネバ1+凄麩2+水1.2をマッハ一握り、カクシン、コウテン、GDで適宜調整したもの。
アタリは深くなじんでからの消し込みがほとんど。
【第2位のタックル等】
ポイント:中の湖
竿:19尺
タナ:底(ドボン)
道糸:1号
ハリス:0.5号上15センチ 下40センチ
針 :上6号 下3号
浮き:舞・ボディ10センチ・ムクトップ13センチ
バラケ:芯華1+底バラ1+サナギパワー2+水1.2を手水で柔らかくして使用
クワセ:オカメ小
【第3位のタックル等】
ポイント:中の湖
竿:11尺
タナ:チョウチン
道糸:1号
ハリス:0.5号 上55センチ 下70センチ
針 :上下6号
浮き:ボディ9センチ・PCムクトップ
両ダンゴ:コウテン単品
好調とは行かないまでも久しぶりに精進湖の例会でポツポツとアタリガもらえ、場所・釣り方に寄って型の差があったりして、面白い例会でした。
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