長年お世話になった初狩荘の廃業に伴い、今年から精進湖本湖での例会は金風荘でお世話になることとなりました。
2024年6月27日(木)、第7回例会が金風荘にて開催されました。
参加は9名、前週に梅雨入りの発表があり、雨が心配されましたが、幸い雨は降らず、1日曇り時々晴れの穏やかな日でした。
朝のミーティングでの試釣情報では、長い竿の方が素直なアタリが出るとの情報もありましたが、どうなりますか。
西湖の東電ポンプの故障で西湖に水が落ちなくなっており、水位はこのところ続いた雨の影響もあって、平水位から1メートル近く増水した状態のようです。
5時出舟。多くが中央ロープを目指すようであり、湖心よりの突端側から、金子(雄)氏、広瀬氏、広報子、橋本氏、大久保氏、深澤氏の6名が並びました。
福島氏と田中氏は天神ロープに向かい、広く間隔を開けて付けたようです。
鹿島氏は会員外のI氏とともに曳舟で中の湖に向かいました。
【中央ロープ】
【天神ロープ、大割ロープ】
中央ロープでは長竿チョウチンで始める会員がほとんどでしたが、試釣時とは違い、すんなりとトップがなじんでいく様に違和感を覚えるスタートでした。
天神ロープでは、サワリもアタリもまったくない状況で、1時間もすると移動を決断したようでした。
中の湖もアタリは遠く、1日苦戦が続いたようです。
広報子は、中央ロープ突端寄りから、藤蔵ロープとの交点近くに移動して25尺の底釣りも試してみましたが、魚影は薄く感じられ、さらに大割ロープに移動しました。
最終的には、福島氏が天神ロープから中央ロープの突端の最初の黒ブイ横に移動し、大割ロープには天神ロープから移動した田中氏、中央ロープから移動した広報子が並びました。
大割ロープから見ていると、大久保氏の長竿が立つのが目立っていましたが、鯉交じりで苦闘していたようで、実際は突端寄りの短竿が好調を維持していたようでした。
当日の入賞者は次のとおりです。
1 位 福 島氏 21.1キロ 26枚 中央ロープ・突端
2 位 金子(雄)氏 15.4キロ 19枚 中央ロープ・1位の隣
3 位 橋 本氏 10.6キロ 12枚 中央ロープ・突端寄り
4 位 大久保氏 10.4キロ 12枚 中央ロープ・突端寄り
Booby 広 瀬氏 1.7キロ 2枚 中央ロープ⇒他手合ロープ
【優勝者のタックル等】
竿 :11尺⇒9尺
タナ:チョウチン
道糸:1号
ハリス:0.5号 上25センチ 下35センチ
針 :上下グラン6号
浮き:忠相7番・PCムクトップ
両ダンゴ:①グルダンゴ2+凄麩1+しめかっつけ1+水1.2
➁みやび2+凄麩1+水1 の①、➁のダンゴを合体したダンゴ
【第2位のタックル等】
竿 :12尺
タナ:チョウチン
道糸:1.2号
ハリス:0.6号 上40センチ 下50センチ
針 :上下バラサ7号
浮き:和田作・ボディ9センチ・グラスムクトップ・全長47センチ
両ダンゴ:凄麩1+カクシン1+カルネバ1+マッハ1+浅ダナ一本0.5+水1を手水で調整
【第3位のタックル等】
竿 :13尺
タナ:チョウチン
道糸:0.8号
ハリス:上0.6号 8センチ 下0.4号 60センチ
針 :上改良8号 下関スレ4号
浮き:花春15番
バラケ:粒戦0.5+トロスイミー0.5+サナギパワー0.5+水1.2+カルネバ1+ヤグラ1
クワセ:力玉
天神ロープから移動した優勝者は、短竿で始めてすぐにアタリ出したようであり、この日は浅めのタナが釣りやすい状況だったようです。
平均800グラムの気難しいへら鮒を相手の釣りは、エサが合えばアタリを出すものの、すぐに見切られてアタリが続かず、また何かを変えるとアタリが出る、の繰り返しで、難しくも楽しい一日でした。
コメント